近視は遠くの景色がはっきり見えない目の状態となります。
目を細めながら子どもが遠くのモノを見ていたら要注意です。近視は一般に子どものときに始まり、20代前半まで進行することがあります。近視がよほど強くなければ手元の細かい文字などはよく見えます。

近視は網膜の手前で焦点が合ってしまいます。

• 読書、勉強、コンピューターなど長時間の近業によるストレス
• 家族に強い近視の人が居ること
• 強すぎて合っていないメガネを常用していること

子どもの場合、自分の視力低下に気づいていないこともよくあります。ハッキリ見えなくても、他の子も同じように見えているのだと思いこんでしまうことがあるのです。黒板の文字を書き写せなかったり、球技が苦手であったりしたときにはじめて発見されたりします。
近視が遺伝することは確かに考えられます。しかし勉強をしたり本を読んだり、あるいはゲームに熱中したりと、近くのものを長時間見続けていたために目の運動不足を起こし、ピント合わせや両目のチームワーク（両眼視機能）のアンバランスを生じ、近視を進行させるケースが一番多いと考えられます。

大人になってから（20才以降）進行する近視も、一般的には「近視が進んだ」としているものの、実は目が受けるストレスによる両眼視機能のアンバランスが原因で起こっていることが多いのです。
近くのものを長時間見続ける仕事や、四六時中コンピューターを使う仕事に就いている人、大学院、プロフェッショナルスクールの学生たちなど、やはり目の運動不足により起こりやすくなっています。

 
 
近視にならないよう、あるいは近視を進行させないように、正しい目の使い方を指導し、また照明、姿勢、栄養面についてのアドバイス、また詳しいデータをもとにオーダーメイドされた、パフォーマンスメガネを処方することもあります。
 
ビジョントレーニングによって目の状態をコンディショニングし、バランスを整え、ストレスに強くします。