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オプトメトリストはビジョンの「コンシェルジュ」
●日本にはない制度
optmetry「オプトメトリスト」とは、日本ではまだ公的には認められていない職業であり、資格です。しかし、海外(アメリカ、カナダ、オーストラリア、そしてヨーロッパやアフリカ、アジアのいくつか)の国々ではすでに高度の専門職。
optmetry特にアメリカでは100年以上もの歴史があり、通常の4年制大学卒業後にオプトメトリーの大学に入学するのが一般的で、4年学び卒業した後「ドクター・オブ・オプトメトリー」の称号を得ます。国家試験と州の試験に合格してから開業できます。
●ビジョンが健全であるか? 眼科医との大きな違い
「目の健康」に最も重きを置く眼科医に対して、オプトメトリストは健康であること以上に
ふたつの目をうまく使って効率よく見ているか?
見るべきものを正確に脳で見ているか?
など、「ビジョン全般が健全であるか」といったことに着目します。
optmetry視力も良く、病気という点で問題なしとした目であっても、例えば、「両目が一緒にうまく機能していない」などの問題により、生活の中のさまざまな場面でミスが発生したり、実力はあるのにスポーツでよい成績を挙げられない、などということが起こったりします。また、発達の過程で「見る力」が適切に身についてこなかった子どもは、知能は低くないにもかかわらず、学業で非常に苦労することもあります。
 
そういった目があれば、それを改善し、より良く機能できるようにしていくのがオプトメトリストの重要な仕事です。単に視力だけでなく、目と思考や知能との関係まで掘り下げ、ビジョン全般のプロセスに取り組みます。これが「ビジョンセラピー」(Vision Therapy)あるいは「ビジョントレーニング」(Vision Training)と呼ばれる手法です。薬や手術といった手法を用いず、自然な回復を企てます。子どもから大人、スポーツ選手まで、学ぶ力、仕事力、競技力向上のために「見る力」をアップするのです。
●たくさんの引き出し
オプトメトリーはメディカル・ドクター、つまり'お医者さん'ではありませんから、病気の治療や手術はしません(アメリカのオプトメトリストは一部眼病治療をします)。しかし、海外で活躍するオプトメトリストは、そのほかにもたくさんの引き出しを持っているといえます。
☆目の健康チェック
optmetryまずは眼科医と同じように、目が健康であるか検査します。
視力低下はいつも近視や遠視などの屈折異常が原因であるとは限りません。「白内障」や「緑内障」をはじめとする目の病気、また、からだの病気が引き起こす「糖尿病性網膜症」や「高血圧性網膜症」、さらに「脳腫瘍」が原因となることさえあるのです。
こういった場合、オプトメトリストは直ちに眼科医、内科医、脳神経科医など他の専門医へ患者さんをリファー(紹介)します。これが医療の'入り口'的存在である「プライマリー・ケア」(第一の診断+ケア)としての重要な役目です。
 
☆メガネ、サングラス、コンタクトレンズ、防護メガネ
メガネやコンタクトレンズの検査や処方はもっとも得意とするところです。
optmetry一般的なメガネはもちろんのこと、オキュペーショナル(作業用)グラスの処方もおこないます。
飛行機のパイロット用メガネや、危険から目を守る防護用グラス(工場で働く人、スポーツ選手など)も処方します。また、スポーツ選手には、競技にあったコンタクトレンズやサングラスをアドバイス、処方します。
 
optmetryまた、強度角膜乱視や円錐角膜の目のために、特殊なテイラーメード(特別仕立て)のコンタクトレンズを処方することもあり、アメリカではコンタクトレンズの患者さんを眼科医からオプトメトリストへリファーするケースもよくあります。
☆ビジュアル・ハイジーン(視覚衛生)
optmetry目の使い方、生活習慣の改善などについてアドバイスします。例えば、近視にならないように、あるいは近視がそれ以上進まないよう、メガネや照明、パソコンの使い方などについてアドバイスします。
また、眼精疲労を緩和するパソコン用のメガネの処方もします。
 
☆視力をあきらめない?ロービジョン(眼疾患による弱視眼)ケア
optmetry老化や遺伝的疾患により、矯正しても視力が十分出ない目に、特殊なメガネやその他矯正器具を処方します。患者さんが再び本が読めるようになったり、運転ができるようになったりと、クオリティ・オブ・ライフを維持できるよう努めます。
●オプトメトリストはビジョンの「コンシェルジュ」
医学的には目から色々なことがわかりますし、「見る」という行為にはたくさんの要素があり、私たちの能力を伸ばすカギが隠されてます。
 
optmetryオプトメトリストは「見る」に関するたくさんの引き出しを持ったプロフェッショナル。
引き出しが多いということは、幅広く対応できるということです。多様化する私たちの「視生活」のために、メガネ、サングラス、コンタクトなど、適切なアドバイスが欲しいもの。
 
「ビジョンのコンシェルジュ」であるオプトメトリストの存在は、日本でも是非とも望まれるものではないでしょうか。
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